子供の部屋活動日記

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平成25年4月より 東京都認証保育園として、新たなスタートです

2013/04/03

昭和49年、子供の部屋が始まる。

戦前の民家を借りて子供たちに管理ではなく自由を保障する保育を目標としスタートした。
狭いながらも草ぼうぼうの庭があり風通しの良い部屋があり、子供たちは大いに楽しんだものだ。

そんなある日、2ヶ月児の異常を発見する。
授乳の弱さ、うつぶせの弱さ、視線の弱さ、と気になるものの医師の言葉では“まだ小さいからわからない。個人差がある”とのことであった。
成長していく子供の力は自然なものと思っていたが、ただ自然だけでは獲得できない場合があることを発見する。
そこからが真の子供の部屋の始まりだったかもしれない。

人が成長してゆく過程で進化の過程があり、個体発生は系統発生の繰り返しである等と保育者があまり耳にしない内容の学習が始まった(大津検診とさくらんぼ・斉藤公子先生との出会いから)学んだことを、即、取り入れる(子供にとって必要なら)の考えより、まず始めに環境整備からスタートした。
畳と絨毯から檜の床へ。
庭にはたっぷりの水と土・砂遊びのできる環境を作ること。
実践の中では、発達の過程で重要である0歳からのうつぶせ運動とハイハイの過程を保障する。
乳児はもちろんのこと、幼児もその過程を繰り返し身体で学んでいくリズム遊びを取り入れる。
これまで個性として受け止めていたものが個性ではなく苦しみの表れであった、と見方も変化した。
“身体と神経系の発達を促すことで感性と知性が育つ”の理論を土台として、これまで取り組んできた。
園外もさらに土・水・草原・川原・海辺等を求めてのものとなっていった。
15年前、より広くリズム遊びができる部屋を求め園舎の建て替えを行う。
こだわりはやはり檜の床と、水・土遊びのできる庭だった。新園舎でさらに充実した保育園の中で…

・緊張の強い子供が日々しなやかになっていったこと
・医師からは歩けないと言われていた子が歩行できるようになったこと
・難聴の子が聞こえるようになったこと
・多動な子が遊びきる・向き合うことで落ち着きを獲得し、普通学級に入学したこと
・眠りの浅い子が良眠を獲得したこと

等々が挙げられる。又、保育園を訪れた多くの人より“キラキラした目、活き活きしている子供達の姿が忘れられない”との感想をいただいた。
他にはないと感じ入園を決めた人がどれだけ多かっただろうか。

管理のない自由の中で子供たちは主体的に物事を考え工夫して生活する。
理論と実践の中で“今”必要なことを取り組む保育。これらが間違っていないことを子供たちが証明してくれている。それが子供の部屋40年間の大きな宝物です。

平成25年さたに新園舎の誕生です。
指定保育室から認証保育園へ進むための建て替えでしたが子供たちにとって大切な檜の床、風通しの良い保育室、土・水遊びのできる庭を中心として考えたものです。
40年が過ぎた今、周りの環境が変わり、人の価値観も大きく変わってしまったが、子育てに大切である親子の絆、人を信じる力、そこから湧き出る自信と勇気を育てることを大切にし、身体と神経系の発達を促す保育をさらに充実させていきたいと考えます。

・育ちを急がず、待つことのできる大人集団
・発達の道筋を飛び越えない育ちの子供集団
・大人が変わって子供が変わるを共有する集団

こんな子育て集団を目指して、新しい一歩を踏み出します!!

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