子供の部屋活動日記

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梅崎和子先生の講演会と調理実習を終えて

2017/12/06

「家族の健康は毎日の食卓から」を合言葉に昔のひとたちの知恵の集積である食養文化を 現代の生活で手軽に美味しく食べられるように工夫された陰陽調和の重ね煮料理。これを 推奨されている健康料理研究家の梅崎和子先生による講演会と調理実習が11月19日池上会 館調理室にて行われました。

「重ね煮料理」は材料を切って重ねるだけの簡単&短時間で出来る料理です。食材の食 べられるところは全てを頂くという『一物全体食』の考えに基づき重ねる順番で材料同士 の『陰陽調和』がはかられます。その時、野菜は皮を剥かずに水で洗うだけ。湯がいたり アク抜きもしません。野菜本来の旨味や甘味が引き出され不足がちなファイトケミカル・ ビタミン・ミネラル・食物繊維・など栄養を補給できます。そして季節に合った食材を選 ぶことも大切です。これからの季節、冬は根菜類や白菜やキャベツなどのように包んでい る野菜を調理すれば身体を温めてくれます。トマトやキュウリなどの夏野菜を食べていて は身体を冷やしてしまい体調を崩す原因となります。 旬の野菜 には免疫力・抗酸化力・解毒力・酵素力などが有り、この力を最大限に出すこと が大切です。旬の野菜を1つの鍋に陰から陽の野菜を組み合わせ調和させる事は、ヒトが 循環する大自然のエネルギーを丸ごと体内に取り入れ心身の健康維持することに繋がりま す。

玄米が栄養的に優れているからと玄米と野菜だけを食するには偏りがあります。「食性」 すなわちヒトの持つ生理的条件から見たバランスで考えていくと進化に沿った食べ方をす るべきです。それは歯を見れば良くわかります。人間の歯は全部で32本・臼歯20本切歯8 本犬歯4本ですから5割→五穀と豆類を。2割→野菜と海草を。1割→魚介類を。5:2:1の 比率で食べることが望ましいと考えられています。ですから肉も必要であるし、玄米が良 いものだからとイヤでも体調が悪くても食べ続ける事はおススメしません。胃が重いと感 じる事は胃腸に負担がかかっているという証拠ですから、そんなときは白米を食べて、自 分で調整していくべきです。

そして、体調が悪い時はすぐ薬に頼るのではなく身近にあるものを生かして、体験的経験 に基づいて伝えられている家庭で出来る「手当法」で自然治癒力高めることが良いでしょ う。例えば胃腸が弱っていたら「梅干し」風邪を引いたら「生姜湯」お腹の調子を整える には「炒り玄米と小豆を炊いたもの」うがいをしたり目を洗う時は「番茶」熱を下げるに は「豆腐パスタ(湿)」炎症を取るには「里芋パスタ」といったようなもので手当をしてあ げると自然治癒力を高め、体調を整えられるようになります。

このように、「健康は毎日の食卓から」ということを日々の暮らしの中で心がけていくこ との大切さを改めて考えてみましょう。

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