子供の部屋活動日記

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28年度 運動会を振り返って

2016/10/17

楽しい中に子供達の姿が見える運動会でしたね。

在園児の勢いが弱かった、いや、朝から子供達のパワーはすごかった。等、見方によって様々でしたね。

 

今年変更した内容として、

 

①早朝から親も子も参加する

生活リズムを大切にしていること。労働を見る、手伝う、を大切にしているのだから、8時から皆で参加がいいのではないか。そんな中で親の背中を見る、自分で出来ることはやる、と、自ら労働に参加する等を考え、計画しました。

 

②3才~5才児は縦割りのグループでリズム、競技を楽しむ

後期は混合保育(3才~5才)で取り組んでいます。仲間への配慮が弱くなっている、仲間への意識よりも自分が、と(1才~2才児では当然あるべき姿)前面に出る事を危惧する所から、より視野を広げる事を目的としての考えで、その結果少しずつではありますが、良い結果が出ている。そこで、運動会でもこの縦割りで進めました。

 

③食事時間について

年齢の幅があることから、例年、時間に制限があり、進行に焦りがある、等から親の判断で(0才~1才は)食事時間を取って頂く、を実行しました。

 

④学童について

毎年参加してくれている学童については競技参加も競技も少なく、見ているだけ。最後にパン食いに参加で終わりではあまりにも寂しい。と考えての取り組みとなりました。

一週間前から年中・年少のメダルを作ってくれたさわちゃん。前日にハチマキ・まといを作ったり、修理してくれた、たまみちゃん・えみりちゃん・さわちゃん・なおあきくん・はるくん・ひよりちゃん。ついでに練習までやりました。応援、手伝いだけでなく自分達でも作り上げる等意欲的な学童に感心、と喜びを感じました。当日、プログラム⑦からの参加でしたが、やりたい!やりたい!の声に背中を押され、早めの参加になりました。在園児のとび箱を見学し、ウォー!凄い!と素直に感動する姿は年長の耳にも届いたことでしょう。

 

⑤運動会の振り返りとたき火(おやつタイム)

前年まで保育園室内で行われていた振り返りを公園で(周りでは子供達が自由に遊び)行いました。子供達の遊びに関わる大人も話し合いの雰囲気が分かるだけでなく、感想を伝える場面も作れたこと等、又子供達のおやつも皆で楽しめること等を考えての取り組みです。

 

変更したのは5項目にも及びました。皆さんからの感想では、

 

【幼児】

  • 楽しく参加出来た。
  • 3才児だけれど年上の子と一緒だったので楽しく参加出来ていた。
  • 年下の子に声掛けが出来ていた。
  • 自分達が出る時の真剣な目が良かった。
  • スムーズな流れが良かった。
  • 親の参加で燃えた。来年はもっと頑張る。
  • 全体を見て子供が家で話していたことが理解出来た。2才児だが良く見ているのだなと感心した。
  • 課題(年長の)に入ってから落ち着きなく夜の眠りもスムーズではなかったが、家で課題の一部を一緒に取り組んだ。その後、安定し夜の眠りもスムーズになった。共有することで子供を理解することの意味が分かった。
  • 丹沢遊びに参加出来なかった分、今日は親子共々楽しく参加出来た。
  • 年長になった姿だけでなく、小学校での姿も見られて良かった。
  • 前日まで、出来ないからイヤだ!と言っていた戸板越えが当日出来た。母は余計なこと言わず見守った。
  • 去年まであまり参加出来なかったのに、今年は積極的に参加出来た。
  • 朝練楽しかった。今後も続けていきたいな。
  • 仲間に目が行くようになり、出来た事(仲間が)喜べる様になった。

 

【0才児】

  • 斜面登りを最後まで出来た事に感動!親がいるのに甘えず出来たのは仲間達が周りで同じことをやっているのを見て、気持ちが出て来たのだなと仲間の力をありがたいと思った。
  • 自分がやらない時もピアノに合わせて手を叩き、しゅうちゅうして見ていた。この力大切にしたい。
  • 斜面の最後にパンをもらった時の笑顔が凄かった。日々の積み重ねが大切なのだと思った。
  • 皆と一緒になって競うと言うよりは、楽しむというコンセプトがとても伝わり、見ていてとてもほんわかしました。子供も早く大きい子の競技に参加出来る日が楽しみです。
  • 子供達の全力で頑張る姿って本当に感動します。我が家は色々課題が明確になった気がします。

 

【1才児】

  • 去年は斜面もへばりつきで出来なかったのに今年は出来た。だるまさんを笑顔で出来た。休みに5丁目公園に行って何度も斜面を楽しんだ。
  • 初めての運動会で、その環境にただただビックリしてしまい、母に抱っこでイヤだイヤだで何も出来ずに終わったが、帰ってから飛行機ブンブンすると自ら要求。親は焦らず待つ子育てなのだと思った。
  • 鯉の滝登りを楽しむ子供達を見て、その笑顔にこちらも笑顔になった。

 

【学童】

  • 参加させてもらって、思いっきりリズムが出来、親も子も満足で楽しい1日でしたが、在園児の時間を取ってしまった様で申し訳なかったかとも思う。
  • 意欲が出る、出ないは仲間との関わりが大きいのではないかと、入学してから強く思った。母:やれば出来るじゃん。子:仲間がいないもん。の会話から。
  • 乳児からの子育てがいかに大切かと思った。学校での評価より本人の力を信じる親になりたいと運動会の姿を見て思った。

 

核家族、少子化、自然破壊の今、大人達は動きやすい時代かもしれないが、土台作りの子供達にとっては実に住みにくい時代である事を大人達は知るべきである。

人は生れながらに集団欲を持つ。核家族の中で母と子のしっかりとしたまなかいから人を信じ安心感を持つ、大切な人間形成の一歩である。又、持って生まれた集団欲を満たし、心と身体を育てることが次の一歩であることも心に留めておきたい事です。

2人では集団にならず、3人からが集団と言えるだろう。少子化の今これらを満たすのに保育は欠かせない。3人いれば文殊の知恵のことわざのごとく、違った意見の出る所で、自己主張、相手を受け入れる等、前頭葉の働きにより抑制すること、主張すること、工夫すること等を学ぶ。出来た、出来ない。やった、やらない。だけの世界ではなく、認知、記憶、拡散思考、集中思考、判断するまでの過程を入学までに獲得してもらいたいと考えます。

その為には大人の価値観をどこに置くかが大切であると声を大にして言いたい。

 

学童の姿を見ての保育者の感想として、

6才までに獲得した力は学童になっても失くしてはいない。逆に6才までに獲得が弱かった所はそのまま残っているものなのだと、その姿を見て思ったとのこと。

 

臨界期とか、敏感期とかの言葉を耳にされたことありますか。それぞれの年齢に合った発達、その年にしっかり獲得できる年齢、時期の事ですが、ハイハイの時期にたっぷりハイハイをし、1人遊びの時期にたっぷり楽しみ、ケンカをして相手との交わりをたっぷり経験をする。歩く時にしっかり歩く(バギーや自転車等でごまかさない)等、簡単な様で通りすぎ、言葉で理解させる子育てが横行しているのでは、又早く早くと子供の姿もじっくり見ず、先を急ぐ、又早く出来れば「やったー」と親の満足の為の子育てが流行りすぎているのではないか。子供ってもっと泥臭く、大地にへばりつき育って行くものだと言うこと。

そんな中で意欲的で心豊かな人間が育って行くのだと思います。

 

10月15日(土)晴天に恵まれた運動会。皆さんの協力と最後まで楽しい1日を過ごせたこと、本当にありがとうございました。

残す所6カ月。年長さんがどんな成長を見せてくれるか、又0才~4才の子供達がどんな力を獲得するか、日々の積み重ねを大切に保育を進めたいと思います。

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